リグデザインプロスタッフの山口です。今回は、アジングで使うリールは軽いほうがいいのか?という点について僕の意見をまとめていこうと思います。アジングでは
軽いリールが正義
と言われることが多いですが、ではなぜ軽いリールのほうがいいのか?軽いリールだとアジングにおける釣果にどのような影響を与えるのか?その辺りについて考えます
アジングロッドが軽すぎる問題
最近のリールはかなり軽量化されており、10年ほど前にリールと持ち比べてみると「嘘だろ」と、文字通り嘘のように自重の差があります。アジング向けの軽いリールならダイワさんで言うとセオリーとかカルディアLTとか、シマノさんで言えばヴァンキッシュが向いていますね
で、軽くなったのはリールだけじゃないんですよ。アジングロッドも未曾有の進化を遂げ
信じられないほどの軽量化
をされています。アジングロッド単体で40g台もありますからね、恐るべしです。
つまり、アジングロッドが軽くなりすぎたので、それに合わせ軽いリールを合わせることが絶対条件となっているため、アジングでは「軽いリールを使うことが正義」だと言われています
リールの軽さよりもバランスが大事
最近はアジングロッドもアジングで使うリールも軽量化が進み、両者ともに軽いが正義な感じとなってますが、リールの軽さを重要視するのではなく、根本的には
ロッドとリールのバランス
が一番大事です。例えば、ロッドが重たいにも関わらずリールはめっちゃ軽い・・・ではバランスが悪いですし、リールが重たいのにロッドだけが超軽い・・・なんてことになると、当然全体的なバランスが悪くなります
先重りや手元に重心が寄りすぎてしまい、結果としてアクションが付け難くなったり、ストレスに感じてしまうことも多くなるでしょう。福山雅治と木村拓哉を3で掛けたイケメンであっても、腐ったみかんしか入っていないような箱の性格をしていれば台無しですよね。つまり、バランス超大事・・・ってこと
アジングリールはより繊細さを考えたほうがいい
極論を言うと、重たいロッドと重たいリールの組み合わせでもアジングを楽しむことができますし、それなりに腕がある人であれば気にせず釣果を上げることができるでしょう。
ただ、アジングって突き止めていけばいくほど奥が深い釣りでして、とりあえずアジが釣れたらそれでいい・・・って釣りじゃないんですよね。ただアジを釣るのではなく、繊細な釣りを極め、どこまで釣果を最大化できるか、これがアジングの醍醐味でもあります
つまり、アジングを突き止めていきエキスパートを目指す過程において「ロッドとリールの繊細さ」は切っても切れないほど密接な関係なんですよ。
例えば0.2gのジグヘッドにワームを付け、そのリグを自分の思うように動かし、望んだ通りの釣果を得る。←最高ですよね。これを実現するにはどうしても軽くて繊細なロッドと、軽くて繊細なリールが必要となるため、結果として
アジングには軽いリールが必至
となるわけです
結論!軽すぎて竿ごと投げてしまわないように注意
僕がアジングで使っているロッドの自重は52g、リールの自重は175g、合わせて227gしかありません。これよりももっと軽くすることもできますが、僕はこれぐらいのタックルバランスを好んで使うようにしています
つまり、ロッドとリールの重さを合わせても200gちょいしかないんですよ、驚きですよね。この軽さがあるからこそ繊細なアジングを楽しむことができますし、釣果を最大化することができることになりますが、この軽いタックルで釣りをしていると
キャストで竿ごと投げてしまいそうになる
ことがあるんですよ。アジングは片手投げでキャストすることが多いので余計にですね。いや、もちろん投げたことはないんですが、危なかったことは幾度となくあるため、軽いリールと軽いロッドを使うときは海に向かって大事な道具を投げ飛ばさないように注意して下さいね
結論としては「やっぱりアジングには軽いリールが最適」ってことで
リグデザインのリブリブ、アジングに最適です。使ってみて分かる最高の釣果体験をぜひ体感してみて下さい